遮熱塗料で夏を快適に

夏の暑さ対策をリフォームからアプローチ

この前まで寒い寒いって言ってたような気がしますが、暦も4月に入りもうずいぶん暖かくなってきましたね!これからだんだん暖かい春から暑い夏へと季節は移り変わっていきますが、皆さん準備の方はいかがですか?

今回はそんな暑い夏を乗り切る方法として、屋根の遮熱塗料についてお話していきます。





皆さん遮熱塗料ってご存知ですか?

遮熱塗料は屋根に塗るだけで、屋根からの熱を遮って室内の温度上昇を防ぐことができる、そんな塗料なんです。

この遮熱塗料には太陽光や赤外線を反射して、屋根からの熱を低減するアルミニウムやシリコンなどといった素材が使われており、塗料の色によっても遮熱効果が異なるため、ご自宅の建物の向きや周囲の環境に合わせて選ぶことが重要になってきます。

たとえば南向きの家には明るい色の遮熱塗料が効果的で、北向きの家には暗い色の遮熱塗料が効果的だったり、適した色を選ぶことで遮熱効果は高まります。


遮熱塗料のメリットは、屋根からの熱を遮断し夏場の室内温度上昇を防いだり、冬場には断熱効果があるため暖房効率を高めることはもちろん、屋根に直射日光や熱が当たることによる材質の劣化を防ぐことができます。これによって屋根の寿命を延ばすことができるというメリットも!

ただ遮熱塗料の価格は通常の塗料に比べてやや高めであることが多いため、予算を考慮して選ぶ必要がありますが節電効果による光熱費の削減や、屋根の劣化を防止することによるメンテナンス費用の削減など、長期的に見るとお得な選択肢となりえます。また塗料自体に抗菌・防カビ効果があるものもあり、健康面でもメリットがあったりするんですよ!

さらに遮熱塗料のなかにはエコマーク認定を受けている製品もあり、VOC(揮発性有機化合物)という有害物質の排出量が少なく地球環境に配慮した製品もあったりと、なかなかエコな塗料なんですよね。


おもな遮熱塗料の種類

アクリル系遮熱塗料
アクリル系遮熱塗料は塗りやすく乾きが早いため、施工が比較的簡単です。また色のバリエーションが豊富で、屋根以外に外壁にも使えます。ただし塗膜の硬さがやや劣るため、シリコン系やウレタン系に比べて耐久性がやや低いというデメリットがあります。ただ安価でもあるので塗り替えがしやすく、定期的なメンテナンスを行うことで耐久性を保つことが可能となります。
シリコン系遮熱塗料
シリコン系遮熱塗料はシリコン樹脂を主成分としている塗料です。この塗料は非常に耐久性が高く、紫外線や酸性雨などの外部からの影響を受けにくいため、建物の外壁や屋根に使用されることがあります。またシリコン系遮熱塗料は優れた防水性能も持っているため、雨水が建物内部に浸入することを防止することができます。さらに遮熱性能にも優れています。
ウレタン系遮熱塗料
ウレタン系遮熱塗料は非常に丈夫で長持ちすることが特徴です。耐久性に優れているため、屋根の保護効果が高く雨・風・紫外線に強いです。比較的安価ではあるのですが、最近ではより効果が期待できるシリコン系の塗料が主流となっています。
セラミック系遮熱塗料
セラミック系遮熱塗料はセラミック粒子が配合された塗料のことです。セラミックは高い断熱性と耐久性を持ち、熱を効果的に反射・散乱する特徴があります。そのため遮熱効果が非常に高いことが特徴で、さらに紫外線にも強いため色あせや劣化を抑えることができます。ただ他の遮熱塗料に比べてコストが高く、施工にも専門的な知識と技術が必要となることがあります。

以上のようにそれぞれの遮熱塗料には特徴や優劣があり、コストパフォーマンスも異なります。ですので目的や予算に合わせて適切な遮熱塗料を選んでくださいね。

リザイムでは屋根や外壁の塗装のご相談にものらせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください!

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