OUTERWALL

外壁リフォーム

  • ウレタン塗料

    水性ファインウレタンU100等
    150㎡ 600,000
  • セラミックシリコン

    水性シリコンセラUV等
    150㎡ 700,000
  • ラジカル制御型塗料

    パーフェクトトップ等
    150㎡ 780,000
  • 高日射反射率(遮熱)塗料

    水性サーモアイウォールSi等
    150㎡ 820,000
  • フッ素塗料

    ファイン4Fセラミック等
    150㎡ 980,000
  • 別途工事が必要となる場合がございますので、詳細な価格につきましては一度お問い合わせください。

METHOD

リフォーム方法

外壁は絶えず風雨にさらされている箇所であるため、建物の中で劣化が激しい箇所の一つとなります。そのため定期的なメンテナンスが必要になる箇所とも言えます。外壁は劣化の状況によって補修・メンテナンス方法が異なってきますので、どのメンテナンス方法が適しているのかはその都度相談されることをおすすめいたします。ここではどのようなメンテナンス方法があるのかをご紹介いたします。

外壁塗装
一般的に外壁は防水性を保つため、その表面を防水性能をもつ塗料で覆うことにより防水機能を担保しています。この防水塗装は経年で劣化するため、適度なタイミングで塗替えを行わないと外壁材は風雨にさらされ耐用年数を大きく損なっていきます。反対に言えばこまめに塗替えを行うことで外壁材の寿命は伸びます。ですのでまだそれほど外壁材が劣化していないのであれば、定期的に点検し塗替えいただくことをおすすめします。また防水性能をもつ外壁材であっても目地にコーキングをおこなうメンテナンスは必要となってきますのでご注意ください。
カバー工法
外壁に多くのひび割れや壁材の剥離があったり、そもそももうすでに雨漏りまでしてしまっていたりする場合、まだ内部までは劣化しきっておらず壁としては十分な強度を保っていれば、現在の壁の外側に軽量なサイディングを重ねて外壁を二重にするカバー工法が一般的なリフォーム方法となります。この方法であれば既存の外壁材を撤去する必要もないので張替えに比べ安価に仕上げることが可能です。また単純に壁が二重になりますので、断熱性や遮音性は向上します。
貼り替え
カバー工法がとれないほど強度が保てなくなってしまっていたり深刻な雨漏りがおこってしまっていたりと、補修できないほどになってしまっている外壁に関してはもう既存の外壁材を撤去し、あらたに壁材を張り替えるしか他に方法がなくなります。張替えですので撤去や廃材の処理などにもそれなりに費用はかかってしまいますが、内部の防水シートなどもメンテナンスできるので雨漏りは完全になくなりますし、外壁がまっさらな状態となり今後も長く住んでいただけるようになります。

MATERIAL

外壁材

一度施工してしまえば一生物っと思われがちな外壁ですが、外壁にも耐用年数が存在し定期的にメンテナンスも必要となります。しかし選択された外壁材によって耐用年数もメンテナンス頻度も大きく変わってきますので、どの外壁材にするのかはとても重要な選択となります。また外壁材の違いは耐用年数やメンテナンス頻度だけではなく、耐火性能・断熱性能・耐震性能・遮音性能などなど様々な機能性も変わってきますので、ニーズにあわせて選択する事が大事になってきます。ここでは日本で一般的に使われている外壁材をいくつかご紹介します。

窯業系サイディング

セメントに繊維質を混ぜ合わせ、板状にした外壁材です。製造過程において窯の中で高熱処理されるため窯業系とされています。窯業系サイディングはあらかじめ工場で大量生産されたボードを現場で組み立てるだけですむので、工期も短く価格も安価に施工することが可能です。また様々なデザインのものが販売されているのも特徴です。

ただ耐火性能に優れるものの、吸水性が高く防水性能に乏しいのでこまめな塗装やメンテナンスが必要となってしまいます。

金属系サイディング

スチールなどの金属板を板状に成形し加工した裏に、断熱材をあわせた外壁材です。最近では金属のもつデメリットを改善するよう開発されたガルバリウム鋼板が使われることが多くなっています。断熱性が乏しく感じられる金属系ですが、断熱材が裏打ちされているので非常に断熱性にも優れています。あと金属サイディングは軽量なので、古い外壁材の修繕に上から重ねてはられること(カバー工法)も多いです。

ただ金属ゆえに錆びやすいのが難点です。価格も窯業や樹脂系に比べると若干高くなってしまいますが、機能性の高さから近年金属サイディングを選ばれる方が増えています。

樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂と呼ばれるプラスチックのような素材でつくられた薄い板状の外壁材です。樹脂系サイディングはとにかくとても耐久性が高く凍害にも塩害にも強い耐性があり、メンテナンスがほとんど必要ありません。また非常に軽く耐震性にも優れています。

ですが加工難度も高く施工できる業者も限られていることから割高になってしまうことや、デザインバリエーションも少ないことから今一つ日本では普及していません。

モルタル

モルタルはセメント・砂・水を混ぜて作られる素材で強い耐火性能をもっています。それまでの木造住宅に代わり地震や火事といった災害の多い日本でモルタルは広く使用されることになりましたが、現在は簡単に施工できるサイディングにおされてモルタルが使用されることがずいぶんと減ってきました。

モルタルはサイディングと違い板をつなぎ合わせないので、まず継ぎ目が存在しません。そして継ぎ目がないので一体成型で美しく、シーリング等のメンテナンスなども不要になります。ただ継ぎ目がないので気温や湿度によってひび割れをおこすこともあります。そして現場での職人さんの手作業となるため、質に差がでやすくもあります。

タイル

粘土や石を原料に高温で焼かれた陶磁器製の不燃素材です。タイルの最大の特徴はとにかく耐久性が高いことにつきます。非常に硬いのでキズもつきにくいですし、吸水もしないので凍害にも強い耐性があります。またサイディングなどと違い定期的な塗装も必要ありません。

またタイルは非常に高級感のでる美しい仕上がりになるのですが、どうしてもイニシャルコストが高くなってしまいます。ただその後の塗装などといったメンテナンスが不要となるため、長い目で見ればそれほど高額な外壁材ではないとも言えます。

ALC

Autoclaved Light weight aerated Concrete(オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート)通称ALCは、その名前の通り高温高圧蒸気養生された無数の細かい気泡がある非常に軽量なコンクリート素材です。ALCはケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末などを主原料とし、耐火性・耐震性・断熱性・遮音性に優れたとても優秀な素材となっています。

また水に浮かぶほど軽量で丈夫なことから高層ビルや新幹線等の施設にも採用されています。ただ内包している小さな気泡がちょうどスポンジのような役目を果たし吸水してしまうため、防水塗装が必須となります。

外壁材簡易比較表

窯業系 金属系 樹脂系 モルタル タイル ALC
耐火性
断熱性
耐震性
耐久性
耐用年数
メンテナンス頻度
価格帯

PAINT

塗料の種類

外壁塗装は外壁を長く使っていく上で要となってくるメンテンスの第一歩。外壁塗装を適切なタイミングでおこなう事によって、外壁材の耐用年数を長持ちさせることができます。外壁をなんのメンテナンスもせず放置しておくと耐用年数もそこそこに早々と劣化し、ひび割れや剥離をおこしてしまいます。おざなりになってしまいがちな箇所ですが、剥離までおこすといつ壁材が崩落してこないとも限らずご近所にも迷惑をおかけすることになってしまいます。塗料にも様々な種類があり、それぞれに耐用年数も特徴も異なりますのでニーズにあわせて塗料をお選びください。

アクリル塗料
アクリル塗料はアクリル樹脂を混ぜた塗料で、安価であったことから過去よく使われてきた塗料です。ですが耐久性もそれほどなく、他の塗料も十分に安価になってきたため現在ではほとんど使われなくなりました。ただアクリル塗料は非常に発色がよく安価であるため、頻繁に塗り替えて綺麗なカラーリングを楽しまれる方には一番適した塗料になります。またアクリル塗料は湿気を通しやすく耐候性に乏しいので室外よりも室内塗装に向いているとも言えます。
ウレタン塗料
塗料の構成要素である樹脂にウレタンが使われている塗料になります。アクリルよりも耐候性に優れ比較的安価だったため、ウレタン塗料も過去よく使われた塗料になります。ただ最近では価格も手頃なシリコン塗料が登場したため、あまり使用されなくなりました。とはいえやはり価格を抑えられることもあって、それほど長くお住まいになられない家屋であったり、部分的な使用ではまだまだ使用されています。
シリコン塗料
塗料にシリコン樹脂が使われている塗料です。シリコン塗料は価格も手頃で高い耐久性を確保できることから、現在主流となっている塗料です。またセラミック成分が配合されていることもあって光沢やツヤもでて汚れにくいといった特徴があります。アクリルやウレタンなどと比べると若干価格はあがってしまいますが、耐候性や耐用年数を鑑みると非常にコストパフォーマンスの良い塗料と言えます。
ラジカル制御型塗料
ラジカル制御型塗料は使用されている樹脂の名前ではなく、塗料が紫外線や水などにさらされたとき発生する劣化因子「ラジカル」を、できるだけ抑える特殊な成分が配合された塗料のことを指します。比較的新しい塗料になりますが、近年一番注目されている塗料の分野となっています。まだ知名度が低く登場から数年しかたっていないので実績にも乏しいのですが、チョーキングも起きにくく非常に高い耐候性を有していることから、今後ますます増えてくることが予測されます。
フッ素塗料
樹脂にフッ素が含まれた合成樹脂が主成分となった塗料です。ウレタンやシリコンなどに比べると高価ではあるのですが、紫外線にも強い非常に高い耐候性と断熱性、耐久性などから頻繁に塗り替えができない大型商業施設などでよく採用されます。親水性も高く、汚れが付着しても汚れとの間に水が入り込み、汚れが沈着することを防いだりと非常に優秀な塗料なのですが、ただやはりコスト的にはかかってしまうので一般住宅においては腐食の激しくなる箇所限定で塗り分けるケースも少なくありません。
無機系ハイブリッド
一般的に塗料の劣化は樹脂成分である有機物の劣化に起因します。ですので鉱物やガラス・セラミックなどの無機物を主成分にした塗料があれば非常に劣化しにくい塗料ができるのですが、無機系の素材は柔軟性に乏しいのでひび割れてしまいやすいといった欠点もあります。そこでその欠点を補うために登場したのが有機塗料とあわせた無機系ハイブリッド型の塗料です。無機系ハイブリッド塗料は非常に高価になりがちですが、耐用年数を考えると決してコストパフォーマンスは悪くありません。ただ扱いが難しいといった側面は否めないので、採用には慎重に検討されることをおすすめします。

塗料簡易比較表

耐用年数
価格
アクリル塗料
3~6年
安価
ウレタン塗料
5~7年
シリコン塗料
10年
ラジカル制御型塗料
10~15年
フッ素塗料
15~20年
無機系ハイブリッド
20~25年
高価
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