案件情報
2025年10月
京都府八幡市 N様邸
親から譲り受ける予定の家屋を蘇らせて、自分たちが住む快適な家にしたい
基本情報
- 物件タイプ
- 木造戸建て
- 施工内容
-
- 全面改装
- 工事期間
- 7ヶ月
- 費用
- 1040万円
2025年10月
京都府八幡市 N様邸
親から譲り受ける予定の家屋を蘇らせて、自分たちが住む快適な家にしたい
親御様から受け継いだ大切なお住まい。しかし、いざ自分たちがこれから20年、30年と暮らすことを考えると、「このままでは住めない…」と、新築とリノベーションの間で悩まれていました。
そこで私たちがご提案したのが、「残す部分」と「新しくする部分」にメリハリをつけること。まだ十分に使える柱や梁などの構造躯体は活かし、これからの生活の基盤となる水まわりや、長く安心して暮らすための断熱・耐震性能の向上にコストを集中させるプランです。これにより、新築に比べて費用を抑えながらも、新築同様の快適性と安全性を手に入れることが可能になりました。
今回のお客様はYouTubeなどを活用して最新の建材や住宅設備について非常に熱心に勉強されており、たくさんの素晴らしいアイデアをお持ちでした。私たちはその熱意と知識を最大限に尊重し、プロの視点から「その建材は、お住まいの構造に合っているか」「長期的なメンテナンスコストはどうか」といったアドバイスをさせていただきながら、一つひとつ仕様を決定。
お客様と私たちがまさに“二人三脚”となり、膨大な情報の中から最適な選択肢を一緒に見つけ出していきました。少々お時間はかかりましたが、この丁寧な対話こそが、ご夫婦の理想を形にする上で最も重要なプロセスでした。
「予算は限られている、でも妥協はしたくない」。これは多くのお客様に共通する想いです。今回もその想いに応えるべく、徹底したコスト管理にこだわりました。
とにかく削れるコストは極限まで追求。しかし、それは単なる「安かろう悪かろう」のコストカットではありません。必要な部分には惜しみなく、「住んでからの本当のコストパフォーマンス」を最大限に高めることを目指しました。
親から譲り受ける古い家を前に、新築かリフォームかで悩んでいましたが、「予算にメリハリをつけましょう」という的確なご提案に納得し、信頼してお任せできました。
YouTubeで調べた私たちの細かな要望にも、プロの視点で丁寧に応じていただき、まさに二人三脚での家づくり。徹底したコスト管理のおかげで、限られた予算内で理想を追求できたことにも感謝しています。
思い出の詰まった実家が、これからの暮らしにぴったりの快適で安心な「我が家」に生まれ変わりました。想像以上の仕上がりに、心から満足しています。