台風で物置が飛んだら破産する?火災保険だけじゃダメな理由

台風で飛んだ物置が隣家を直撃!知らないと破産する”住宅保険の盲点”

皆様、こんにちは!京都市山科区の総合リフォーム会社・株式会社RIzaimです。

7月も下旬に入り、じめじめとした暑さが続いていますね。そろそろ台風シーズンの到来を感じる今日この頃、皆様のお宅の台風対策は万全でしょうか?
台風の強風と雨

実は、台風対策といえば雨戸を閉めたり、物を片付けたりするだけでは不十分かもしれません。今回は、多くの方が見落としがちな「住宅保険の盲点」について、ちょっとゾッとするお話をご紹介します。

「台風で物置がドーン!」火災保険だけでは、ご近所トラブルと懐の大寒波は避けられない!

読者の皆さん、突然ですが想像してみてください。ある朝、あなたの家の物置が台風で空を飛び、お隣のピカピカの新車にグサリ!…考えただけで冷や汗が出ますよね?
「でも大丈夫、火災保険に入ってるから!」
なんて思っていたら、それは大きな落とし穴なんです。実は、ご自身の火災保険は、お隣さんへの補償には使えないという衝撃の事実があります。

しかし、ご安心を!この最悪のシナリオを回避する魔法のアイテム、それが『個人賠償責任保険』なのです!
暴風で飛ばされる物

なぜ火災保険ではダメなのか?”不可抗力”と”ご近所付き合い”の悩ましい関係

「なんで自分の保険が使えないんだ!」と怒るなかれ。これには深〜いワケがあるんですよ。

法律の世界では、台風のような自然災害による被害は『不可抗力』とされ、基本的には誰のせいでもない、ということになります。つまり、法律上は『お互い様』で、賠償責任は発生しないことが多いんですね。

…しかし!ここで問題になるのが、我々日本人が大切にする『ご近所付き合い』という名の、法律を超えた掟(おきて)ではないでしょうか。
「法律では払う義務はないので!」
なんて言って、果たしてお隣さんと今まで通り挨拶を交わせるでしょうか?答えは、もちろんノー!町内会の寄り合いでも気まずいことこの上なしです。

結局、修理代を何らかの形で支払うことになるのが人情というもの。でも、ご自身の火災保険は、あくまで『ご自身の建物と家財』を守るためのもの。お隣のピカピカの新車の修理代は、1円たりとも出してくれません。

まるで、自分の子どもの誕生日会で、隣の子がケーキをひっくり返しても、「うちの子の会費からは出せません!」と言われているようなもの…(笑)。
さらに恐ろしいのは、もし物置の管理状態が悪かったなど『あなたに過失があった』と判断された場合。例えば…

  • 物置が錆びだらけで、誰が見てもグラグラしていた
  • アンカーボルトが緩んでいるのを知りながら放置していた
  • 台風警報が出ているのに、何の対策もしなかった

こんな場合は、今度はバッチリ法律上の賠償責任が発生するかもしれません。この場合も、火災保険は知らんぷり。まさに八方塞がり!さあ、どうしますか?

【具体例】天国と地獄…「個人賠償責任保険」を持っていたAさん、持っていなかったBさん

ここで、運命が分かれた2つの家族の物語をご紹介しましょう。実際に京都でも似たような事例があったんですよ。
【悲劇のBさん一家】
昨年の台風で、Bさんの物置がお隣の壁を直撃!修理費用は80万円にも…。法律上は払う義務がないと言われたものの、ご近所の視線に耐えられず、結局は自腹で支払うことに。ボーナスが吹き飛び、家族のハワイ旅行は、近所の市民プールに変更になりました。

「あの時、保険の見直しをしておけば…」と、今でも後悔しているそうです。
【賢者のAさん一家】
一方、Aさんの物置もお隣のカーポートを破壊!しかしAさんは慌てません。
「こういう時のためにね…」
と取り出したのが保険証券。そう、Aさんは火災保険に『個人賠償責任保険』を特約で付けていたのです!

保険会社がすぐに対応してくれ、修理費用も保険でカバー。ご近所関係も円満なまま。その週末、Aさん一家は笑顔で焼肉パーティーを開いたとか。
保険証券と書類
この『個人賠償責任保険』、実は火災保険や自動車保険、クレジットカードに『特約』としてこっそり付いていることが多い、縁の下の力持ちなんですよ。月々数百円の保険料で、数千万円〜数億円の賠償に備えられる、まさに最強の用心棒!
しかも、この保険がカバーするのは物置の飛散だけじゃありません
  • お子さんが自転車で人にぶつかってケガをさせた
  • ペットが他人を噛んでしまった
  • マンションで水漏れを起こして階下に被害を与えた
  • ゴルフ場で打った球が人に当たった
こんな日常のリスクもすべてカバー。まさに一家に一つは必須の保険なんです!

今すぐ保険証券をチェック!最強の用心棒「個人賠償責任保険」を雇っていますか?

というわけで、皆さん、もうお分かりですね!

台風で人間関係も家計も大破!なんていう悲劇を避けるための答えは、ただ一つ。『個人賠償責任保険』に加入することです。

さあ、この記事を読んだらすぐに、ご自宅の保険証券を引っ張り出してみてください!

チェックポイントは以下の通り
  • 火災保険の証券を見て「個人賠償責任特約」という文字を探す
  • 自動車保険の証券もチェック(日常生活賠償特約などの名前の場合も)
  • クレジットカードの付帯保険も確認
  • 補償額は最低でも1億円以上あるかチェック

もし見当たらなければ、今すぐ保険会社や代理店に相談を!年間わずか2,000円程度の保険料で、数億円のリスクから身を守れるなんて、こんなにコスパの良い安心はありませんよね。

そして、物置の管理も忘れずに。台風シーズン前の今こそ、アンカーボルトの締め直しや、錆びのチェックをする絶好のタイミング。「備えあれば憂いなし」とはまさにこのこと!

賢い備えで、大切な我が家とご近所の笑顔を守り抜きましょう!

安全な住まい
リフォームのご相談は株式会社RIzaim(リザイム)へ

株式会社RIzaimでは、台風対策を含めた住まいの安全診断も承っております。物置の固定方法から、住宅全体の災害対策まで、お気軽にご相談ください。京都市山科区を中心に、皆様の安心・安全な暮らしをサポートいたします。

何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね!

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