で、bathtopeって何者？ その驚きの正体

布でできた、折りたためるバスタブという新概念

重さはなんと、たったの900g。もはやちょっと良い肉の塊より軽い。そう、みなさんが今想像している通り、使わない時は折りたたんで収納できる、まさに”変形する浴槽”なのです。

なぜ布製バスタブが成立するのか

「布で大丈夫なの？」という声が聞こえてきそうですが、そこは百戦錬磨のLIXIL。ただの布じゃありません。

この革新的な素材は、ポリエステル生地にポリウレタンフィルムをラミネートした特殊構造。さらに、エッジ部分にロープを通すことで、お湯を張った時の張力をしっかりと支える設計になっているんです。まるでハイテクなアウトドアウェアのような技術力が、この軽さと強度を両立させているわけですね。

実際の使い方と性能データ

使い方も実にシンプル。壁のフックに掛けて、お湯を張るだけ。使い終わったらサッと洗って、たたんで収納。…え、なにその未来感。
しかも、従来品より約26%も節水できるというデータもあります。年間で考えたら、水道代もかなりの節約に。お財布にも地球にも優しい、まさに一石二鳥ですね！

なぜ今「たたむ浴槽」なのか？ LIXILの本気に迫る

住宅事情とライフスタイルの変化が背景に

なぜLIXILがこんな製品を開発したのか？それは、私たちの住まいを取り巻く環境が大きく変化しているからです。

まず、住宅の狭小化。特に都市部では限られた空間をいかに有効活用するかが重要課題になっています。使っていない時間も「どーん！」と鎮座する浴槽。このスペース、もっと有効活用できないものか…という声に応えたわけですね。

次に、ライフスタイルの多様化。「毎日湯船派」も「週末だけ派」も「シャワー派」も、全員がハッピーになる選択肢が求められていました。

さらに、高齢化社会への配慮も。使わない時は広い洗い場を確保できるから、転倒リスクの軽減にもつながります。

日本の知恵とテクノロジーの融合

京都の風呂敷文化を思い出してみてください。必要な時に広げて、使い終わったら小さくたたむ。この「空間を可変にする」という発想は、まさに日本の伝統的な知恵そのもの。

それをLIXILは最新のテクノロジーと融合させました。「iFデザイン賞」をはじめ、世界的なデザイン賞を総なめにしたのも、この「日本的な美意識×最新技術」の融合が評価されたからでしょう。

百聞は一体験に如かず。暮らしはどう変わる？

用途に応じて空間を編集できる自由

従来の浴室は、使う・使わないに関わらず、常に同じ形で存在していました。でも、bathtopeなら違います。その日の気分や必要に応じて、浴室空間を”編集”できるんです。

具体的な利用シーンの妄想が止まらない

しかも、5色のカラーバリエーションから選べるんです。グレー、ネイビー、カーキ、テラコッタ、サンドベージュ。浴室もファッションのように”自分色”を選ぶ時代が来たんですよ！

• グレー

• ネイビー

• カーキ

• テラコッタ

• サンドベージュ

浴室の”当たり前”を、疑え。

bathtopeは、単なる便利な浴槽ではありません。

それは、「浴室はこうあるべき」という我々の凝り固まった常識を、優しく解きほぐしてくれる存在です。

固定された浴槽が当たり前だった時代から、空間を自由に編集する時代へ。LIXILが示したこの新しい価値観は、私たちの暮らしをより自由で、創造的なものに変えてくれるはずです。

冬の寒さが「もう参った」と言うほどの断熱効果は期待できませんが（もちろん魔法ではありませんから）、それでもあなたの浴室ライフを劇的に変える可能性を秘めています。

価格は約55万円から（税抜）。決して安い買い物ではありませんが、これから先の暮らしの質を考えれば、十分に検討する価値があるのではないでしょうか？

もし少しでも気になったなら、まずは論より証拠。ぜひ一度、お近くのLIXILショールームで、この”未来”に触れてみてください。

きっと、あなたの浴室の概念が変わるはずです。